恋愛する気はなかったのに、年下の彼に甘やかされてます
ーー

「楽しみ!天気良くて良かった!」

「ははっ、やっと晴れ女じゃん」

「だからさ!なんで!?ここ最近ずっと天気悪かったじゃん」

「それな。真奈ちゃんこっち来ると雨だからね。絶対、雨雲連れてきてたよ」

「あはは!ストーカーやん!」

今日は、

けいくんと

初詣に行った場所へ。

今度は、

満開の桜を見にきた。

「混んでんなぁー」

「本当だ。やっぱりみんな来るよねー」

実は、

混んでるところが

あんまり好きじゃない。

二人とも。

「あ、あそこ空いてるわ」

車を停車する。

「タイミングいいー!」

「はは!ラッキー。行こ行こ」

「行こー!」

「ストップ! 真奈ちゃん待って! 風強いから! ドアバンするでしょあなた」

「ええ!? しないよー?」

そんな事を言っていれば、

先におりたけいくんが

外からドアを

開けてくれる。

「絶対やる。ぜーったい」

「あはは。ありがとっ!」

「ん。あ、財布…」

「ふふふ、ジャーン。ちゃんと入れてありますよーん」

私はバッグの中を見せる。

「クククっ、やるやん」
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