恋愛する気はなかったのに、年下の彼に甘やかされてます
『ちょっと今月の養育費、減らしてもらえたりしないよな?ちょっと出かける用事が多くて。ははは』
ガンと衝撃が走る。
出たよ。
なんとなく嫌な予感はした。
この人って昔からそうだ。
笑い事じゃないんだけど。
私たち家族の事は
大事だ、最優先する
とか口では上手いこと言うくせに、
結局は後回しにしてる。
自分が一番かわいいんだ。
私たちにとって養育費は
とても大事な生活費だというのに。
ちゃんとくれるというから
離婚する事を決めたのに。
最初に離婚を切り出したのは向こうだ。
さんざん女遊びや、ギャブル、借金までして。
最後には私を女として見れないと言い出した。
そして別れた後、
都合よく一度また話し合いたいと言われ
謝られたが、私はそれを流した。
誠意を見せたいなら行動で示してと。
行動=きちんと養育費の支払いをする事って。
そう約束した。
それに。
こんなこともあり得る事を予想して、
少しずつ貯金もしてた。
やっぱりある意味裏切らない奴だ。
言葉と行動が伴わない人は
ーー大っ嫌いだ。
「それは無理だよ。どれだけ大事なのかわかってるでしょ?大学生と高校生なんだよ?ただでさえ金額の上乗せはしてないのに。減らすなら弁護士通して話し合いが先でしょ」
でも私は引かない。
『わかってるよ。いいよんじゃ。言うだけ無駄だったな』
ツーツーツー…
切られた。
ほれみろ。
なんでも許すと思うなよ。
これでも私は強くなったんだ。
義務は果たしてもらわないと。