遼くんは泣き顔がお好き。
「あー!!ほらほら、その顔。
笑ってる!」
「あ、ほんとだ。久原さんって笑うんだ。」
「…江波さんそれどういうこと…あたしも人間だから笑いますけど?」
思わず顔が緩むと、それを見たみんなもふっと笑う。
なんだかすごく、幸せな気持ちになった。
ミカちゃんたちが離れていって、だけど宮尾くんが声をかけてくれて。
遼くんもいつもそばに居てくれて、江波さんも話しかけてくれた。
ミカちゃんたちと居たらきっと、この人たちとは話すことはなかったかもしれない。
そう思うと、こんな毎日も悪くないと思えた。