檻の外で咲く恋2
第六章 何もなかったように
朝の光が、やけに眩しかった。

カーテンの隙間から差し込む光。

いつもと同じはずなのに。

どこか、落ち着かない。

芹羽「……」

キッチンに立つ。

手を動かす。

コーヒーを淹れて。

いつも通りの動作。

それなのに。

少しだけ、ぎこちない。

玲央「……起きてるか」

後ろから声がする。

びくっと肩が揺れる。

振り返る。

玲央が立っていた。

芹羽「おはよう」

少し遅れて言う。

玲央「……おはよ」

短い返事。

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