檻の外で咲く恋2
第十三章 選ぶ未来
部屋の空気は、静かだった。
誰も、すぐには口を開かない。
それぞれが、
考えていることがあるから。
蒼真「……で」
最初に口を開いたのは、お兄ちゃんだった。
ソファに背を預けたまま、
二人を見る。
蒼真「どうする」
短い問い。
逃げ場のない、言葉。
芹羽「……」
芹羽は、一度だけ玲央を見る。
目が合う。
それだけで、
少しだけ呼吸が整う。
芹羽「産む」
はっきりと言う。
迷いはなかった。
芹羽「この子、産みたい」
続けて言う。
その言葉に、
お兄ちゃんは何も言わない。
ただ、視線を玲央に向ける。
蒼真「お前は」
誰も、すぐには口を開かない。
それぞれが、
考えていることがあるから。
蒼真「……で」
最初に口を開いたのは、お兄ちゃんだった。
ソファに背を預けたまま、
二人を見る。
蒼真「どうする」
短い問い。
逃げ場のない、言葉。
芹羽「……」
芹羽は、一度だけ玲央を見る。
目が合う。
それだけで、
少しだけ呼吸が整う。
芹羽「産む」
はっきりと言う。
迷いはなかった。
芹羽「この子、産みたい」
続けて言う。
その言葉に、
お兄ちゃんは何も言わない。
ただ、視線を玲央に向ける。
蒼真「お前は」