檻の外で咲く恋〜玲央視点〜
第二章 触れたくない感情
昼過ぎ。
店に顔を出した時だった。
キャスト「玲央、ちょっといいか?」
キャストの一人に呼ばれる。
玲央「ああ」
軽く返して、足を止める。
仕事の話。
いつも通りの内容。
問題もない。
ただの確認。
それだけのはずだった。
キャスト「でさ、芹羽さんが――」
その名前が出た瞬間。
無意識に、視線が上がる。
玲央「……何」
少しだけ、声が低くなる。
キャスト「いや、相談のときさ」
キャストは気にした様子もなく続ける。
キャスト「めっちゃ的確でさ、助かってる子多いみたい」
玲央「……そうか」
店に顔を出した時だった。
キャスト「玲央、ちょっといいか?」
キャストの一人に呼ばれる。
玲央「ああ」
軽く返して、足を止める。
仕事の話。
いつも通りの内容。
問題もない。
ただの確認。
それだけのはずだった。
キャスト「でさ、芹羽さんが――」
その名前が出た瞬間。
無意識に、視線が上がる。
玲央「……何」
少しだけ、声が低くなる。
キャスト「いや、相談のときさ」
キャストは気にした様子もなく続ける。
キャスト「めっちゃ的確でさ、助かってる子多いみたい」
玲央「……そうか」