檻の外で咲く恋〜玲央視点〜
第四章 見えない線
店内は、いつも通りだった。
照明。
音楽。
笑い声。
全部、変わらない。
キャスト「玲央、これ確認頼む」
玲央「ああ」
短く返す。
目を通す。
問題ない。
それだけのはずなのに。
玲央「……」
意識が散る。
理由は分かっている。
見たくないのに、
視界に入るから。
キャスト「芹羽さん、さっきの件なんですけど」
カウンターの向こう。
キャストが声をかける。
その隣に。
芹羽がいる。
照明。
音楽。
笑い声。
全部、変わらない。
キャスト「玲央、これ確認頼む」
玲央「ああ」
短く返す。
目を通す。
問題ない。
それだけのはずなのに。
玲央「……」
意識が散る。
理由は分かっている。
見たくないのに、
視界に入るから。
キャスト「芹羽さん、さっきの件なんですけど」
カウンターの向こう。
キャストが声をかける。
その隣に。
芹羽がいる。