檻の外で咲く恋〜玲央視点〜
第一章 気づいていなかった檻
別に、不満があるわけじゃない。
今の生活は、むしろ出来すぎてるくらいだと思ってる。
仕事は回ってる。
店も問題ない。
面倒ごとも、対処できてる。
帰る場所もある。
それで十分だろうと、ずっと思ってた。
羽美「れお」
小さな声。
ドアを開けた瞬間に、
足元へ駆け寄ってくる影。
玲央「靴履けって言ったろ」
呆れたように言いながら、
しゃがむ。
羽美が、にこっと笑う。
羽美「だって、れお帰ってきた」
悪びれもなく言う。
その言い方に、
軽く息を吐く。
玲央「危ねえからやめろ」
そう言いながら、
自然と頭を撫でていた。
玲央「ただいま」
遅れて口にする。
今の生活は、むしろ出来すぎてるくらいだと思ってる。
仕事は回ってる。
店も問題ない。
面倒ごとも、対処できてる。
帰る場所もある。
それで十分だろうと、ずっと思ってた。
羽美「れお」
小さな声。
ドアを開けた瞬間に、
足元へ駆け寄ってくる影。
玲央「靴履けって言ったろ」
呆れたように言いながら、
しゃがむ。
羽美が、にこっと笑う。
羽美「だって、れお帰ってきた」
悪びれもなく言う。
その言い方に、
軽く息を吐く。
玲央「危ねえからやめろ」
そう言いながら、
自然と頭を撫でていた。
玲央「ただいま」
遅れて口にする。