彼らと笑い会えたとき
【染雨】

『4にたい。明日遺書書いて4のうと思う』

誰も喋らないトークにポツンとあったそのメッセージは、私には触れてはいけないもののように思えた。

そう、私はこれにはきっと触れていけなかったのだろう。

染雨(そう)が何で悩んでいるか、それは知っていた。けど、明日4ぬなんてそんなの嫌だよ…

私は、お豆腐さんみたいに名言連発はできない。
染雨みたいに気持ちを楽にもさせられない。

けど、やっぱりできることはしたかった。
染雨はオプで最初にできた、大切な友達だから。

三日間、返信は来なかった。
もしかして…と何度も頭をかすめた。
三日間、私はずっと染雨のことを考えていた。

三日後に返信が来た時はどんなに安心したことか…

でも、そんな簡単に悩みが取れるわけないんだ。

その日、いやその前らだろうか。
染雨とあの日のように笑い合える日はやってこなかった。
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