好きになった人は、みんなのアイドルで
78話 何もない
朝、アラームが鳴る。
止めたはいいけど体が動かない。
ぼんやりと天井を眺める。
(大学、行かなくちゃ)
そう思うけど体が言うことを聞かない。
今日は悠太郎くんに会わないことを祈ってしまう。
なんで俺のこと避けるのって聞かれたら、何も答えられないから。
重い体で何とか支度をして大学に向かう。
「紬、大丈夫?顔色悪いよ」
栞に開口一番心配される。
「大丈夫、ちょっと寝不足。あとそろそろ生理かも」
誤魔化すと、それ以上は詮索してこない。助かる。
お昼を食べに学食に行くけど、食欲が無くて売店でヨーグルトだけ買う。
「ご飯、最近ろくに食べてないでしょ」
「ちょっと疲れてるだけ、大丈夫」
「大丈夫じゃないよ、ずっと元気無いし、何があったの?」
「なんもない。大丈夫。」
上手く栞にも話せない。というか話すエネルギーが無い。
今日はバイトが無いからまっすぐ帰る。
家に着いてすぐ横になる。
疲れているけれど、眠れるわけじゃない。
悠太郎くんとの楽しかった日々が、ずっと昔のことみたいに感じる。
(好きって、こんなにしんどかったっけ)
考えるのも億劫で、暮れていく空を見つめてた。
止めたはいいけど体が動かない。
ぼんやりと天井を眺める。
(大学、行かなくちゃ)
そう思うけど体が言うことを聞かない。
今日は悠太郎くんに会わないことを祈ってしまう。
なんで俺のこと避けるのって聞かれたら、何も答えられないから。
重い体で何とか支度をして大学に向かう。
「紬、大丈夫?顔色悪いよ」
栞に開口一番心配される。
「大丈夫、ちょっと寝不足。あとそろそろ生理かも」
誤魔化すと、それ以上は詮索してこない。助かる。
お昼を食べに学食に行くけど、食欲が無くて売店でヨーグルトだけ買う。
「ご飯、最近ろくに食べてないでしょ」
「ちょっと疲れてるだけ、大丈夫」
「大丈夫じゃないよ、ずっと元気無いし、何があったの?」
「なんもない。大丈夫。」
上手く栞にも話せない。というか話すエネルギーが無い。
今日はバイトが無いからまっすぐ帰る。
家に着いてすぐ横になる。
疲れているけれど、眠れるわけじゃない。
悠太郎くんとの楽しかった日々が、ずっと昔のことみたいに感じる。
(好きって、こんなにしんどかったっけ)
考えるのも億劫で、暮れていく空を見つめてた。