「さようなら」
――それ、別れた方がいいんじゃない?

数か月ぶりに会う友だちに彼氏について愚痴ったところ、友だちの口から出た言葉。

友だちと遊んだ翌日の朝である現在、目を覚ましたばかりの私はベッドに仰向けになったまま、ぼんやりと昨日のことを思い出す。

その時、充電していた携帯がピコンと音を立てて、私は飛び起きた。

すぐに携帯を手に取って、通知を確認する。私が2週間以上は返信を待っている私の彼氏の、SNSへの投稿の通知だった。

『友だちとテーマパーク!』

そんな一言とともに、何か写真が添えられている。

私は、SNSを開いた。そのまま、彼氏のアカウントへと飛ぶ。

私が寝ている間にたくさんの投稿をしていて、投稿された写真はすべて楽しそうだ。

投稿を遡ってみると、私が返信を待っている間に投稿したものがたくさんある。

「……」

……SNSはすぐ投稿する癖に、私のメッセージには返さないんだ……

SNSを閉じると、私はメッセージアプリを開いて彼氏とのトーク画面を開いた。

既読にすらなってなくて、すぐに私はメッセージアプリを閉じる。

……辛いな。友だちの言う通り、別れようかな……でも、私の彼氏は優しくて良い人なんだよな……。

携帯の電源を落として、私はベッドから出た。
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