「さようなら」
最初は心配や不安で仕方なかったけど、それが当たり前になって、1週間くらい返ってこないことに慣れてしまった。

3週間後に返信が来た時は、さすがにきつかったかな。

……また遅刻して、誰かのせいにした言い訳して、歩いての移動中や食事中以外はずっとSNSを見て過ごすんでしょ、携帯を触っている時は話しかけても生返事なんでしょ……?

そんなことを思いながら、私はメッセージを返すことなく電源を落とす。

ずっと、モヤモヤしている。西山くんの言動に。

「……もう、疲れたな……」

私の口から、無意識にそんな言葉が零れた。



「……」

仕事の休憩中、私は西山くんのとある投稿を見かけた。長々と書いてあったから、要約すると『×日、夕方から夜にかけえ予定があるのに、何で誘うんだろ?』という内容だった。

……もっとキツイ書き方だったけどね。

×日は、私がこの日どう?って言った日だ。文の中に、彼女ってあったし、私のことを指しているんだろう。

しかも、私が全部悪いって言い方している。

私は、予定があるなんて知らないし、場所も遊ぶ時間も決まってないのに、西山くんは1日遊ぶって思っているのだろうか。

西山くんって、そんなこと平気で言える人だったんだ。

私はこの投稿を見て、西山くんと別れる決意をした。
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