TRUTH
「…詩、大丈夫?」
私は朱理の声が聞こえハッとした。
…ダメだ。学校では思い出さないようにしないと。
周りの人に心配掛けたくない。
「大丈夫だよ。ごめんね、ぼーっとしてて…」
私はニコッと笑えば朱理はまた心配そうな顔をし
「でも…顔色悪いよ。一緒に保健室行こ。
神川君の言葉を借りるけど…詩、時々無理して笑う所あるから」
朱理は席を立つと
「私には甘えても良いから。
無理な時はちゃんと助けてって言って?
その方が嬉しいから」
私の手を引いて一緒に保健室へと向かった。