大切なもの〜X'masプレゼント〜



「これからも、ずーっと一緒にいる約束のお守り。」

「・・・・ありがとっ」



思わず啓斗に抱きついた。

啓斗は私の頭を「よしよし」って撫でてきて。

子供みたいなことされたけど。

本当にほーんとうに嬉しかった。



「大好き。」

「知ってる。」

「だいすきーー」

「だから知ってる!!」


抱きついたまま

私と啓斗はバカップルみたいな話をずぅっと続けていた。







―――そして。

私からのXmasプレゼントを渡したのは・・・

お正月になってしまった。







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