双葉に咲いた、ニセモノ双子。
精霊は映像を消し、大樹に向き直る。


大樹は精霊の依代。

これがあり、精霊がいる。

大樹と精霊は同じであった。

そして、大樹は喜んでいた。

器が壊れること、それは魂が壊れること。

少女ふたりの器は、壊れていない。


大樹にとって、喜ばしいことだった。









END
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