近くにいるための嘘
38話 あざとい
「てか、美桜あざとい系なんだね」
莉子が笑って言う。
「……え?あざとい?」
あざといなんて、初めて言われた。
「推しの前で声高くて」
あ、多分それ、緊張で上ずってただけ。
「上目遣いで」
仕方ないじゃん。向こうは177cm。
20cm以上身長差あるんだよ?
「ポーカーフェイスかと思えば急に笑うし」
それは、表情筋が仕事しすぎたりしなさすぎたりしてた。
「でも、いいと思う」
「あざとい女の子、男子は好きだよ」
「……好き?」
「うん、あざとくてなんぼよ」
……あざとくてなんぼ。
「悠太郎くんも、あざとい子好きかな」
笑って聞いたら
「男子は皆あざとい子好きでしょ」
って笑われた。
分かった、あざとくなろう。
莉子が笑って言う。
「……え?あざとい?」
あざといなんて、初めて言われた。
「推しの前で声高くて」
あ、多分それ、緊張で上ずってただけ。
「上目遣いで」
仕方ないじゃん。向こうは177cm。
20cm以上身長差あるんだよ?
「ポーカーフェイスかと思えば急に笑うし」
それは、表情筋が仕事しすぎたりしなさすぎたりしてた。
「でも、いいと思う」
「あざとい女の子、男子は好きだよ」
「……好き?」
「うん、あざとくてなんぼよ」
……あざとくてなんぼ。
「悠太郎くんも、あざとい子好きかな」
笑って聞いたら
「男子は皆あざとい子好きでしょ」
って笑われた。
分かった、あざとくなろう。