近くにいるための嘘
43話 毎日
「美桜ちゃん、東京は慣れた?」
「怖いこと無い?」
「ママ、大丈夫だよ」
「友達もできたの」
しょっちゅうママから電話がかかってくる。
……ちょっと過保護だけど、嬉しい。
「あとね、聞いて」
「推しと同じクラスだった」
「え?あのユウタロウくん?」
「そう、私がずっと推してた、あのYUTAROくん」
「あら、美桜ちゃんすごいじゃない」
「仲良くなっちゃったりして」
「美桜ちゃん、って呼ばれちゃった」
思い出してベッドを転げ回る。
やばい、推しに名前呼ばれるなんて。
「じゃあ楽しそうね」
「ママも安心」
「うん、安心して」
「大丈夫だから」
バイバイ、と電話を切る。
大学が始まったら、毎日悠太郎くんに会える。
……そんなこと、ある?
いつも画面越しに見ていた推しが、現実にいるなんて。
「怖いこと無い?」
「ママ、大丈夫だよ」
「友達もできたの」
しょっちゅうママから電話がかかってくる。
……ちょっと過保護だけど、嬉しい。
「あとね、聞いて」
「推しと同じクラスだった」
「え?あのユウタロウくん?」
「そう、私がずっと推してた、あのYUTAROくん」
「あら、美桜ちゃんすごいじゃない」
「仲良くなっちゃったりして」
「美桜ちゃん、って呼ばれちゃった」
思い出してベッドを転げ回る。
やばい、推しに名前呼ばれるなんて。
「じゃあ楽しそうね」
「ママも安心」
「うん、安心して」
「大丈夫だから」
バイバイ、と電話を切る。
大学が始まったら、毎日悠太郎くんに会える。
……そんなこと、ある?
いつも画面越しに見ていた推しが、現実にいるなんて。