最強女子在原さんは今日も溺愛王子を米俵にして運搬中?!
1章
1話突き合って
ある日の放課後告白スポットである武道場の裏に呼び出された和泉尊は柄にもなく心を踊らせていた。この言葉を聞くまでー―――
「和泉くーん!今日こそ私と、突き合って!!」
響き渡る在原千歳の清々しい声。
その瞬間静まり返り固まった1人の少年の叫び声がこだました。
「嬉しいけど、絶対漢字違うーーっ!!!」
頭を抱え叫んでいるこの少年は、この学校の王子存在である和泉財閥の御曹司である和泉尊であった。
彼は全人類が憧れ焦がれるこの上ない美形をこれ以上にないほど歪ませ膝からガクンと力が抜け崩れ落ちた。
「ん?どうしたんだい和泉くん。そんなに喜んでくれるなんてさあ武道場に行こう!!」千歳は自分の発言がどれほどの威力を持っているのかも知らずむしろやる気に満ちたキラキラした目で美琴の首元を掴んで引きずる
「ち、千歳……。僕が言って欲しいのは『つきあって』は拳を突き合わせる方の『突き』じゃなくて、その手を繋いだりとか、デートしたりとか将来を誓いあったりする方の『付き』なんだけど……。てか首!首しまって、」
「あごめんごめん」
ひょいと米俵を担ぐ容量で尊を担ぐ
「じゃあ行こっか」
「もうやだ。可愛い。可愛いけど、どうにかしてー!!!」
尊は赤くなった顔を両手で覆いながら幸せと不憫さの狭間でどちらともとれないため息をついた。
「和泉くーん!今日こそ私と、突き合って!!」
響き渡る在原千歳の清々しい声。
その瞬間静まり返り固まった1人の少年の叫び声がこだました。
「嬉しいけど、絶対漢字違うーーっ!!!」
頭を抱え叫んでいるこの少年は、この学校の王子存在である和泉財閥の御曹司である和泉尊であった。
彼は全人類が憧れ焦がれるこの上ない美形をこれ以上にないほど歪ませ膝からガクンと力が抜け崩れ落ちた。
「ん?どうしたんだい和泉くん。そんなに喜んでくれるなんてさあ武道場に行こう!!」千歳は自分の発言がどれほどの威力を持っているのかも知らずむしろやる気に満ちたキラキラした目で美琴の首元を掴んで引きずる
「ち、千歳……。僕が言って欲しいのは『つきあって』は拳を突き合わせる方の『突き』じゃなくて、その手を繋いだりとか、デートしたりとか将来を誓いあったりする方の『付き』なんだけど……。てか首!首しまって、」
「あごめんごめん」
ひょいと米俵を担ぐ容量で尊を担ぐ
「じゃあ行こっか」
「もうやだ。可愛い。可愛いけど、どうにかしてー!!!」
尊は赤くなった顔を両手で覆いながら幸せと不憫さの狭間でどちらともとれないため息をついた。