お節介な君に救われるとかさ、
案外この人、察しがいいのかもしれない。運動不足のひきこもりには、全力疾走後の立ち話はちょっときつかったのだ。
「そういえば、名前は?ほんとはもっと早いうちに聞くものだよね。俺は、東原 日向」
東とか、日向とか、太陽を連想させる言葉が連なった名前に、イメージ通りだとおもってしまう。
だからと言って、一方的なる好意を持たれるのはどうかと思うんだけど。
嬉しいわけじゃないし、それが理由でこの世にとどまるとか、ない。でも、ちょっとは嬉しいかもしれ、なくもない。