経済学部一の人気者が同じ学部の大人しい女の子に一目惚れした理由│Quiet Strength×Soft Strength
「今の学生って、そんな事までするの?」
「今はやる人間はやるっていうレベルですが、数年後には当たり前になるだろうと聞いています」
経済学部の人間がPythonを使いこなすのは現段階の常識で言えば希少な上に有用だが、舞流の言い方をするとただの変な人である。
その変人への道程はとっても簡単。まずは形式やファイル自体がばらばらなデータを綺麗に纏めたいと思う事から始まる。更に不要なデータを排除したり有り得ない行数のデータを作りまくれたら最高なんて夢も抱く。舞がいたらこの段階で、何でそんな事をしたいと思うんだと間違いなく言っているところだけど、言われたところで司みたいな人間は聞く耳を持たない。そうなるとExcelじゃ追い付かないのでPythonに手を出す。沢山分析がしたい一心で我が道を突き進み、あーでもないこーでもないと試行錯誤した結果、データを一瞬で整えたりグラフが綺麗に作れた日にはあっという間にのめり込んでしまう。そしてその内、自由に扱えるようになってしまうのである。独学で。ここまでくると、最早ただの趣味。
「…へー…。そうなんだ。…ありがとう。助かった…」
ぎりぎり先輩の顔を保ちつつ、それはそこで話を終えたけれども司の無双は終わらない。Excelでもできるけど、やっぱりまどろっこしいや。ソフトが欲しいな。上司に導入可能か確認したら「Python?」と呟いてきょとん。首を傾げていたけれど、情シスに確認してみろと言われたので確認したらすんなりOKを貰えた。さっさとソフトをインストールしてやりたいことをやり始めた司に周囲は顔を見合わせる。因みに情シスからは「もうデータ統合とか整形をこっちに依頼しないでね。間違いなくあの子ができるから。こっちはデータ読めないし、ぶっちゃけ迷惑…困ってたんだからね」という連絡が来た。つまり見捨てられた上に捨て台詞まで吐かれたのである。自分達も頑張っていたのにあんまりである。でも、ここからそんな労力は消え去って快適な集計生活が幕を開ける。
「今はやる人間はやるっていうレベルですが、数年後には当たり前になるだろうと聞いています」
経済学部の人間がPythonを使いこなすのは現段階の常識で言えば希少な上に有用だが、舞流の言い方をするとただの変な人である。
その変人への道程はとっても簡単。まずは形式やファイル自体がばらばらなデータを綺麗に纏めたいと思う事から始まる。更に不要なデータを排除したり有り得ない行数のデータを作りまくれたら最高なんて夢も抱く。舞がいたらこの段階で、何でそんな事をしたいと思うんだと間違いなく言っているところだけど、言われたところで司みたいな人間は聞く耳を持たない。そうなるとExcelじゃ追い付かないのでPythonに手を出す。沢山分析がしたい一心で我が道を突き進み、あーでもないこーでもないと試行錯誤した結果、データを一瞬で整えたりグラフが綺麗に作れた日にはあっという間にのめり込んでしまう。そしてその内、自由に扱えるようになってしまうのである。独学で。ここまでくると、最早ただの趣味。
「…へー…。そうなんだ。…ありがとう。助かった…」
ぎりぎり先輩の顔を保ちつつ、それはそこで話を終えたけれども司の無双は終わらない。Excelでもできるけど、やっぱりまどろっこしいや。ソフトが欲しいな。上司に導入可能か確認したら「Python?」と呟いてきょとん。首を傾げていたけれど、情シスに確認してみろと言われたので確認したらすんなりOKを貰えた。さっさとソフトをインストールしてやりたいことをやり始めた司に周囲は顔を見合わせる。因みに情シスからは「もうデータ統合とか整形をこっちに依頼しないでね。間違いなくあの子ができるから。こっちはデータ読めないし、ぶっちゃけ迷惑…困ってたんだからね」という連絡が来た。つまり見捨てられた上に捨て台詞まで吐かれたのである。自分達も頑張っていたのにあんまりである。でも、ここからそんな労力は消え去って快適な集計生活が幕を開ける。