経済学部一の人気者が同じ学部の大人しい女の子に一目惚れした理由│Quiet Strength×Soft Strength

言われてみれば確かにそうかもしれませんが

 はぁー。と、その後の講義を聞きながら舞は大きなため息をついた。もう、何についてため息をついているのか分からないや。司は確かに言った通り、やることをやった。必要も無いのに。綾音だって驚いたから動揺していただけで何かをされた訳でもないし怖いとか嫌だとも言っていない。

 じゃあ、自分は綾音の動揺を見て先走ってしまったのかな。と自分の感情を整理する。土曜日に手放した通り、あの二人はもう二人きりでいたって不自然でもない。後は有体に恋愛をして結果を出すだけ…。

 でもやっぱりもやもやするのは、上野がもてるからなんだよなぁー。

 本人は否定していたけれど、あれだけもてて本当に綾音一筋になれるのかな。綾音はそういうところを見抜けるかな。それも人生の経験かもしれないけれど、自分が引き合わせてしまったことや、もしも本当に危ないのなら責任…いや、でももう大人だし。本当の事なんて分からないしなぁー…悶々…。
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