経済学部一の人気者が同じ学部の大人しい女の子に一目惚れした理由│Quiet Strength×Soft Strength
「…彼女とかいないのかな」
しれっとフラットな言い方で聞いてみた。その言葉に女友達の目が丸くなる。
「え? 舞も実はそういう感じ?」
「違う。その気は全く無い! あっちにも無い! 無くていい!」
「…だよねー」
「いや、あれだけ女が集ってるのに本当に何にもないのー? って思ったの。どうせ適当に遊んでるでしょうよ」
「そんな話は聞かないなぁー。それこそ上野と二人で遊びになんて行けたら噂になるだろうしね」
「…え? それ、どういう事? 遊びに行ったらバレるってこと? ストーカーがいるの?」
二人きりではないけれど、何の考えもなしにプライベートで遊んでいた舞は青ざめた。
「違う違う。女子本人が黙ってられないよ。そんな特別扱いされたらさ」
特別扱い。周囲にはそう見えるのか。たったそれだけの事で。至極簡単にそれを手に入れていた舞はいよいよ悩んだ。でも、一緒にいても司にその感覚は感じなかった。本人は周囲にそう思われているなんて全く思っていないようだ。自分の中にいるプライベートな司も等身大の一人の大学生でしかない。
「…本当に誰とも行ってないの?」
「少なくとも情報交換している女子情報では行ってないと思うよー? 誘っても断られるって。勉強が忙しいって」
「ほう」
まぁ、それは説得力ある。
「男子とは遊んでるじゃん。って言っても駄目だって。何か駄目なの? って聞かれて終わりだって」
その時間を自分に充てろと暗に言われているのは無視なんですね。
しれっとフラットな言い方で聞いてみた。その言葉に女友達の目が丸くなる。
「え? 舞も実はそういう感じ?」
「違う。その気は全く無い! あっちにも無い! 無くていい!」
「…だよねー」
「いや、あれだけ女が集ってるのに本当に何にもないのー? って思ったの。どうせ適当に遊んでるでしょうよ」
「そんな話は聞かないなぁー。それこそ上野と二人で遊びになんて行けたら噂になるだろうしね」
「…え? それ、どういう事? 遊びに行ったらバレるってこと? ストーカーがいるの?」
二人きりではないけれど、何の考えもなしにプライベートで遊んでいた舞は青ざめた。
「違う違う。女子本人が黙ってられないよ。そんな特別扱いされたらさ」
特別扱い。周囲にはそう見えるのか。たったそれだけの事で。至極簡単にそれを手に入れていた舞はいよいよ悩んだ。でも、一緒にいても司にその感覚は感じなかった。本人は周囲にそう思われているなんて全く思っていないようだ。自分の中にいるプライベートな司も等身大の一人の大学生でしかない。
「…本当に誰とも行ってないの?」
「少なくとも情報交換している女子情報では行ってないと思うよー? 誘っても断られるって。勉強が忙しいって」
「ほう」
まぁ、それは説得力ある。
「男子とは遊んでるじゃん。って言っても駄目だって。何か駄目なの? って聞かれて終わりだって」
その時間を自分に充てろと暗に言われているのは無視なんですね。