同じ家なのに君は遠い
「隠すな」

「無理です……!」

「見たい」

低い声。

真っ直ぐな目。

逃げられない。

遥斗は少しだけ屈む。

距離が近づく。

「天音」

名前を呼ばれる。

それだけで胸がいっぱいになる。
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