同じ家なのに君は遠い
「……さっきの?」

天音の肩がぴくっと揺れる。

図星だった。

遥斗は少し黙ってから言う。

「クラスのやつ」

「……別に、聞いてません」

「聞いてなくても顔に出てる」

その言葉に、天音はさらに苦しくなる。

なんで分かるの。

なんでそんなに簡単に見抜くの。
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