想いはきっと痛くない
プロローグ
いつも通りの日だった。
グラウンドの体育の音を背景に、一人で真っ白な空間で過ごしていた。


そんな時、ガラッと勢いよくドアが開く音がした。


「先生? ここって……」


先生が戻ってきたと思って振り返った。

でも、違った。


「……誰?」


そこに立っていたのは、制服を着崩した彼だった。
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