雛祭りの運命 第二章
「もうすぐ着きますよ。降りる準備をよろしくお願いします。」
もう着く⁉
わぁぁぁぁっ!
楽しみ‼
「まだ海苔食べたい……。」
「ほら、もう着くよ。私、急いできりのところに行くから着いてきてね。」
「うん…。」
「つきました!段差に気を付けて降りてください。ありがとうございました。」
「何ここ‼めちゃ綺麗じゃん。春…ってえ⁉」
1秒でも早くきりに会いに行かないと。
トンッ
「っ。びっくりした…誰…。」
「春ーっ!やっと会えた‼春が来るまで退屈だったんだからね。今回は全力で楽しむぞ~っ!」
「ちょ春!早すぎ。この方は…?」
そんなに早かったかな…(笑)
必死だったからねぇ~。
今なら50m走6秒くらいいきそう。
「この子は雛姫きり。私の親友。」
「どーもー!春の親友やってます!この人だれ?」
「春の兄の海でーっす!へい…」
「だめ。」
平阿って自分から言ったらだめでしょ。
きり自身が気づいてくれないと。