初恋は身近なところに 〜モテ男子の一途な溺愛〜
No.2 2人の距離
次の日。
朝の支度をしている時にピコンとスマホがなった。
誰だろう……?
私のスマホの連絡先には、家族くらいしか入っていない。
不思議に思ってスマホを開いたら、「海」の文字が表示されていた。
か、海くんからっ……!
顔が赤くなるのを感じながら、急いで内容を確認する。
『おはよ!いきなりごめん!』
『今日の放課後って空いてる?』
放課後……?何でだろう?
不思議に思いながらも、特に用事はないので『空いているよ』と送る。
すぐに既読がつき、返信が来た。
『良かった!』
『じゃあ2人で出かけない?』
「――へっ……!」
で、出かけるのっ……!
びっくりして思わず変な声が出てしまった。
今まで誰かとお出かけなんてしたことないから驚いたけど、気持ちはとっても嬉しかった。
どうしてそんなことしてくれるんだろう……?
私なんかより、もっと一緒に居て楽しい子の方がいいと思う……ってせっかく誘ってくれてるのに失礼だ……!
『行きたい!』
『決まり!詳しいことは学校で話すから』
ふふっ、楽しみだなぁ……!
あまり学校は好きな方じゃないけど、今日は特別だ……!
2人でのお出かけに少しドキドキしている自分がいた。