響け!祝福のミュージカル
「Aliceのライブ、とても楽しみにしているよ。新曲も発表するんだろう?」

レオンハルトの言葉に対し、ハリエットは嬉しそうに頷く。どのような新曲なのだろうか。考えるだけでレオンハルトの胸が弾む。

「でも、ハリエットさんも大変ですよね。ライブの後、孤児院にも出張ライブに行くんですよね?」

カナタの言葉にハリエットは「はい」と頷く。ライブ会場に行けない孤児院の子どもたちが手紙をAlice宛てに送ってきたため、ハリエットは孤児院に行くことを決めたのだ。

「あの、実は皆さんにお願いしたいことがあるんです。その、無理にとは言わないのですが……」

「なんだい?話してごらん」

レオンハルトはハリエットの言葉を待つ。彼女は少し迷った素振りを見せたものの、「いつか、してみたいなと思っていたのですがーーー」とあることを話した。レオンハルトの目が見開かれ、マーガレットが「楽しそう!」とはしゃぐ。

「いいと思うよ。ただ、トーニョができるか心配だねぇ」
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