響け!祝福のミュージカル
着替えを済ませ、朝食を一緒に作って食べる。食後、レオンハルトが紅茶を淹れた。

「どうぞ。今日のは自信作だよ」

「ありがとうございます!」

ハリエットはティーカップに口をつけ、微笑んだ。

「とてもおいしいです!」

「それはよかった」

「この茶葉の種類は何なんですか?」

「ニルギリだよ」

身支度を整え、レオンハルトとハリエットは家を出た。並んで他愛もない話をしながら歩く。レオンハルトは頭の中でこう思った。

(一つ屋根の下で過ごして、一緒に並んで歩く。まるで夫婦になったみたいだな)

探偵事務所の前に着くと、一人の少年が事務所に入るところだった。事務員のカナタ・セイネである。

「レオンハルトさん!ハリエットさん!おはようございます!」

「カナタ。おはよう」

「カナタさん。おはようございます」

レオンハルトとハリエットはカナタに挨拶をし、三人で事務所の中へと入る。カナタはニコニコとどこか嬉しそうだった。
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