期間限定カノジョはお断りです!
私は心の中で必死に叫びながら、自分の席へ向かった。

「はい」

一ノ瀬が机の上に紙パックを置く。

いちごミルク。

私は目を瞬かせた。

「……なにこれ」

「彼女サービス」

「いらない!」

と言いつつ、ちゃっかり受け取ってしまう。

だって好きだから。いちごミルク。

「紗奈、ちょろ」

「うるさい!」

一ノ瀬は楽しそうに笑う。
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