月下ノ姫
9章 守りたいもの
港の抗争は、 月詠の勝利で終わった
夜叉は引いた
だが、 空気は最悪だった
海未は倉庫の壁へ寄り掛かったまま、
静かに呼吸を整えている
伊織「……落ち着いたか」
海未「……ん」
伊織は海未の前へしゃがみ込む
その目は、 まだ心配そうだった
海未「そんな顔しないで」
伊織「する」
即答
海未は少しだけ困ったように目を逸らす
こういう時、 どう返せばいいのか分からない
伊吹「姫」
海未が顔を上げる
伊吹たちも近くへ来ていた
流生「マジで心臓止まるかと思ったんだけど」
隼人「……無理しすぎ」
海未「ごめん」
その瞬間
夜叉は引いた
だが、 空気は最悪だった
海未は倉庫の壁へ寄り掛かったまま、
静かに呼吸を整えている
伊織「……落ち着いたか」
海未「……ん」
伊織は海未の前へしゃがみ込む
その目は、 まだ心配そうだった
海未「そんな顔しないで」
伊織「する」
即答
海未は少しだけ困ったように目を逸らす
こういう時、 どう返せばいいのか分からない
伊吹「姫」
海未が顔を上げる
伊吹たちも近くへ来ていた
流生「マジで心臓止まるかと思ったんだけど」
隼人「……無理しすぎ」
海未「ごめん」
その瞬間