月下ノ姫
11章 月下の抗争
翌日

学校の空気は、 いつも以上に騒がしかった

生徒1「昨日、校門前ヤバかったらしいよ」

生徒2「不良集団来てたって」

生徒3「怖くない?」

噂が飛び交う中、 海未は窓側の席で静かに外を見ていた

昨夜から、 ほとんど寝ていない

頭が重い

身体も怠い

だけど

海未「……平気」

小さく呟く

もう癖みたいな言葉だった

その時

流生「姫〜!」

教室へ飛び込んできた流生が、 机へ突っ伏した

流生「大ニュース」

海未「何」

流生「夜叉の奴ら、完全に月詠狙ってる」

伊吹も後ろから来る

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