綺麗な瞳に僕の愛を届けたい
普段は嫌いな掃除の時間。好きになったのは君がきっかけだった。
普段はうざったい埃がキラキラ舞う星のように見えたのは君のおかげだった。


入学式は晴天で桜が満開…なんてことはなく前日の雨でもうすでに散っていた。
病弱な僕は初めて入学式に行った。友達なんてたいそうな人はいたことがない、欲しくないわけではない。
でも僕が生まれたすぐの時いきなり病院という監獄に閉じ込められ、同年代の子と話したことがなかった。そんな家族と病院の人としか話したことがない僕が、いきなり同級生と話せと言われても、何を話すのか、何を話せばいいのか全くわからなかった。

友達が欲しくないわけじゃない。
ただ、どうやって作るのかが分からなかった。

何を話せばいい?
何を好きになればいい?

そんなことを考えているうちに、友達なんていなくてもいいと思うようになった。

別に、特別好きなものがあるわけでもない。
人と話すことが好きなわけでもない。

そんな僕が、友達と一体何を話すというのだろう。

だから、なるべく人と関わらないように過ごしてきた。
それが僕には合っていた。すごく過ごしやすかった。
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