劣等生と光の花束〜ある魔女の秘密〜
「先輩たちはどの部活に入ってるんですか?」
その日の夜、マシューはキャロラインから貰った紙を手に、談話室にいる全員に訊ねた。マシューの手にある紙を見て、ローズが「懐かしい〜!」と笑顔で駆け寄ってくる。
「あたしもこの紙貰ったな〜。あたしはチアリーディング部だよ!」
「俺はフェンシング部と馬術部だ!騎士には必要なスキルだからな!鍛錬を積まねばならない!」
アルヴィンが剣を振りながら言う。そして、ソファに座って課題をしているスティーブが顔を上げた。
「俺もアルヴィンと一緒。こいつのお守りをしろって言われてるからな。まあ、フェンシングも馬術も楽しいけど」
「おい、誰がお守りだと!?俺にお守りは必要ない!!」
アルヴィンをスティーブは無視し、課題の続きを始めた。談笑していたクリスタとフレイヤが近付いてくる。
「あたしは吹奏楽部だよ。メイジーさんも一緒」
クリスタがここにいないメイジーのことも教えてくれた。フレイヤが「クリスタはユーフォニアム、メイジー先輩はトランペットを担当してるの!」と教えてくれた。