劣等生と光の花束〜ある魔女の秘密〜
「各部活でも出し物をするんだけど、各寮でも出し物をするんだよね。劇とかカフェとか!」

クリスタが言う。マシューは「去年はどんなことをしたんですか?」と訊ねた。アルヴィンがどこか不満げに口を開く。

「去年は魔法のショーをさせられた。俺は騎士が主役の劇がしたかったのに」

「お前の書いた脚本がめちゃくちゃだったから却下になったんだろ。しかもその劇、お前が主役の前提で書かれていたし」

スティーブが呆れた様子で突っ込む。しかし、アルヴィンが「今年こそは劇をしたいな!もちろん俺が主役の騎士ものだ!」と胸を張って言ったため、「ダメだこりゃ」と頭を抱えた。

「というわけで、寮の出し物を決めるぞ。何かやりたいものはあるか?」

レンスケがそう訊ねると、「もう一つ決めなきゃいけないことがあるんじゃない?」とオードリナが口を開く。レンスケが「あっ」と思い出したかのように呟いた。

「文化祭の出し物とディセントラ戦の選手とも決めないとな」

「ディセントラ戦?」
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