劣等生と光の花束〜ある魔女の秘密〜
「えへへ。フレイヤ先輩にこの写真見せようっと」

フレイヤは今何をしているのだろうか。クリスマスなのだ。家族と楽しんでいるのだろう。

(クリスマスだから、クリスマスらしいコスプレとかしてるのかな?)

マシューがそんなことを考えながらツリーを見ていると、「マシュー。メリークリスマス」と声をかけられる。振り返ると、ヨランダが立っていた。

「校長先生!メリークリスマス!」

「プレゼントは貰えましたか?」

「はい!!すっごく嬉しいです!!これも貰ったんですよ!!」

マシューが笑顔でスマホを見せると、ヨランダは優しく微笑む。刹那、マシューの手が引かれた。そのままマシューはヨランダに抱き締められる。

「先生……?」

「フローレンス先生から、ウィズバリーで危険な目に遭ったと聞きました。大丈夫ですか?怪我はありませんでしたか?」

ヨランダは震える声で言う。マシューは安堵の息を吐き、言葉を紡いだ。
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