Sugar Space ~5次元から来た君に恋をした~

出会い

日付が変わって少し過ぎた頃。

佐藤は作業部屋のデスクで、重いため息をついた。

タブレットの中のゆにっとの表情が決まらない。
何度も描いては消し、消しては描く。

視界はかすみ、肩が凝って、腰も痛い。

「もう、今日は限界か…」

彼がそう呟いて椅子に深くもたれた瞬間 ──

部屋の真ん中に、紫と青の美しい光の渦が突然現れた。

「っ……!?」

佐藤が事態を認識する間もなく、無数の星屑が舞い始め、光は強く激しく輝きを放った。

あまりの眩さに目を閉じた佐藤が、
ゆっくりと目を開けてみると
そこにはひとりの少女が静かに立っていた。
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