炎上代行~キミとなら、最悪でもいい~
第5話 炎上代行閉鎖
翌朝。
スマホの通知音で目が覚めた。
わざと通知をオンにしたんだ。
きちんとコメントに目を通すために。
『炎上代行カップル。人の目を気にせず路上で抱き合う』
『写真流出。削除される前に絶対見て!』
『配信者、顔バレ』
そこに貼られていた写真は、去年のものだったりする。
明らかに、学校内の人の仕業。
これだけ問題が拡散されれば、もちろん学校みんなの目にも入るだろう。
見て見ぬふりをすればいいものを、加担する者も出てきている。
通知が止まらない。
『え。配信の子可愛いじゃん』
『確かに、暗い声と全然イメージ違う』
『本当に付き合ってるの?』
『てか、彼氏の方、あたし誰かわかったかも』
『ねぇ、学校どこ?』
『特定班まだ?』
本当は怖かった。
渡辺くんや他の人を守るなんてたんか切ったけど、そんな自信はなかった。
今まで弱かった自分が、急に強くなれるはずがない。
だけどそれは、きっと渡辺くんも同じだったかもしれない。
戦うって言葉にしたのなら、できるところまで、とりあえず体当たりしてみよう。
学校へ向かうと、校門前にはたくさんの人だかりができていた。
学校が特定されたのだから、想定内のことだ。
こうなるってわかってた。
震える体をグッと抑えて、人だかりの中に歩みを進める。
スマホを構えて準備する生徒たち。
他の学校の生徒もいるし、それに、中には大人までいた。
「あ、きたっ!」
「本当だ!写真の子!」
誰かが私に気がつくと、一斉に多くの目が私に集中した。
負けないように、奥歯を噛み締める。
私の元に走ってきて容赦無くスマホを向けてくる。
写真や動画を撮られたり、中にはリアルタイムで配信している人だっていた。
「朝比奈っ!こっち!」
スマホの通知音で目が覚めた。
わざと通知をオンにしたんだ。
きちんとコメントに目を通すために。
『炎上代行カップル。人の目を気にせず路上で抱き合う』
『写真流出。削除される前に絶対見て!』
『配信者、顔バレ』
そこに貼られていた写真は、去年のものだったりする。
明らかに、学校内の人の仕業。
これだけ問題が拡散されれば、もちろん学校みんなの目にも入るだろう。
見て見ぬふりをすればいいものを、加担する者も出てきている。
通知が止まらない。
『え。配信の子可愛いじゃん』
『確かに、暗い声と全然イメージ違う』
『本当に付き合ってるの?』
『てか、彼氏の方、あたし誰かわかったかも』
『ねぇ、学校どこ?』
『特定班まだ?』
本当は怖かった。
渡辺くんや他の人を守るなんてたんか切ったけど、そんな自信はなかった。
今まで弱かった自分が、急に強くなれるはずがない。
だけどそれは、きっと渡辺くんも同じだったかもしれない。
戦うって言葉にしたのなら、できるところまで、とりあえず体当たりしてみよう。
学校へ向かうと、校門前にはたくさんの人だかりができていた。
学校が特定されたのだから、想定内のことだ。
こうなるってわかってた。
震える体をグッと抑えて、人だかりの中に歩みを進める。
スマホを構えて準備する生徒たち。
他の学校の生徒もいるし、それに、中には大人までいた。
「あ、きたっ!」
「本当だ!写真の子!」
誰かが私に気がつくと、一斉に多くの目が私に集中した。
負けないように、奥歯を噛み締める。
私の元に走ってきて容赦無くスマホを向けてくる。
写真や動画を撮られたり、中にはリアルタイムで配信している人だっていた。
「朝比奈っ!こっち!」