恋無_1
恋無
ー私の恋は無限だ。ー
「瑠美ぃーー!」
「何ー?」
そう、瑠美こと私は倉田瑠美。最近私の友達の桜が彼氏と忙しいみたい、。。。私?私の恋は。。
ー4年前ー
「僕と絶対結婚しようね!!」
もー分かったよーと声が響く、私の好きな人。私はずっと一緒にいられると思ってた。。ある日突然
「ごめんね。バイバイ。」
といい私が待ってと叫んでも伝わらないくらいのスピードで車に乗って去ってしまった。
「引っ越すなら、いえばいいのに。。」
私はそのあと好きな人。。こうくんがなんで私に言わなかったのかを考えた、考えていくうちに私は涙が溢れ出てきた、本当はすごく悲しかったんだ、
ピチチチ…
もう朝か……と現実にもどる。私はそんなもうどこにいるかわからない人、今はもう違う。もう高校生なんだから違う彼氏を作らなきゃ!今日もがんばるぞぉーおー!私は気合いを入れた、だか心の隅でまだ好きな気持ちがと残っていることは知らないふりをした。
「はぁー疲れたー」
そう瑠美はものすごくー勉強が苦手である、『勉強といえばこうくん、毎回100点だから教えてもらってたっけ…』ってもーこうくんはもう違うの!こうくんみたいに引っ越す時に何も言わないですぐに去って行かないような…人を見つけるの……
ぼぉーとしてると後ろからちょんちょんとつつかれる、正体は幼なじみの桜だ。桜は家が近くて親同士も中かが良い。私と違って桜は可愛くて背竹が小さくて、ぽわーってしてる女の子って感じ。で、私は背が高くて勉強出来なくて何も可愛い要素がない女の子って感じ。そうだ!瑠美は電球の灯りが付いたように、考えついたようだ。
ー放課後ー
「よぉーし!みんなー飲み物付いたー?じゃあかんぱーい!」
カキンーとコップとコップがくっ付く音がする。そう…ココは、カラオケルーム……さかのぼること1時間前ー
「瑠美ー今日は一緒にどこで遊ぶー?今流行りのブララ買いにイ」
「ねぇ!!」
と桜の話を遮ぎる。桜は黙って聞いてあげようじゃないかと顔をムンッと真面目にした。
「桜、私もうこうくんを待つことはやめた。もう今までずっと待ってきたけど、もういいや。ねぇ桜…今日カラオケ行かない?」
と桜は聞くと、桜は仕方ないなぁと思い。カバンからスマートフォンを出し、プリンというメッセージアプリで『今日何時からカラオケできますかー?』
と送った。その瞬間、スマートフォンから通知が波のように鳴り響た。そう……桜はクラスでいちばん可愛いとされている、鈴乃 桜だ!!と瑠美は体でポーズを決めた所、桜は照れながら、「もー、やめてよ」と恥ずかしながら嬉しながらって感じで、瑠美をちょんちょんと座らせた。瑠美は
「???」
何をされるかわからなくて戸惑っていた時、桜はカバンから黒ケープ、くし、沢山の髪の毛を彩るもの達、そして……大きい鏡を出し、瑠美の髪の毛をセットし始めた。瑠美はセットし終わり、鏡をみると
「ええ!?これ本当に私!?」
瑠美の髪の毛には三つ編みとお団子、後ろには綺麗な編み込みが編んである。
「ええ、私ってこんな可愛くなれるんだ」
そりゃ当たり前でしょと桜が腕でマッチョポーズをする。
「そうそう、瑠美いつも髪の毛結んじゃってるから絶対三つ編みとかお団子とか似合うだろうなってずっと思ってたの」と満足言った桜。でも私。。。いつからだろう?三つ編みやヘアアレンジをしなくなったの。あんまり思い出せないけど、こうくんと初デートに行った時、5時半からセットした髪の毛がイルカショーでべちゃべちゃになったくらいしか覚えてないな。。。。ってまたこうくん思い出しちゃった。。瑠美が頭の中でぐるぐる考えていると
「ねぇ瑠美こうくんと大丈夫?ちゃんと会った?」
肩がビクッと震えた、桜には、こうくんとは別れたとは伝えたが、まだ私がすこーしだけ好きなことに勘付いたんだ。ちなみに桜がヘアアレンジがうまいのは、桜の将来の夢が、美容師だからだ。すごく可愛い容姿に対して 、自分の好きなことを職業にしようと努力しようとする内面も私と正反対だ。私の将来の夢は絵師だ。ただ単に絵が好きだからだ、でも時々自分以外に上手い人がいるからと 、絵を描く手を止めてしまうことがあり、ふと、本当に将来の夢に向いているのかと、考えてしまう。そうだ小さい頃はこうくんと結婚する、だっけ。。頭に指で約束する場面が脳内によぎると、
「やっばい!!瑠美カラオケの時間遅れる!!」
と桜が私の手を引っ張って、学校を飛び出した。駅の前のカラオケはいつも人が渋滞。予約した席に淡々と階段を上がると、ドアの真ん中に小さい窓があり、そこには同じくらいの年の、とても可愛い女の子が2人笑いながら歌っていた。2人とも「お似合い」が着くほど美人だった。それに比べて私は学校1可愛い女子とじめじめした、彼氏から捨てられた女子とは釣り合わない。ふと窓に反射して写る私を見て、こうくんのことを思い出した。そういや、引越しする時車から、
「絶対あい。。。。。」
から聞こえなくなったけどあれは愛してるって言いたかったのかな?まぁ。。別に。。って桜置いてった!?やばいどこの番号か教えてもらえばよかった、どうしようひとつずつ窓から見なきゃダメかな?すると、急に横から
「こんにちは。僕と歌わない?ここに席あるからね」
とグイグイと知らないおじさんに掴まれて、2席しかないカラオケルームに連れ去られそうになる。頑張って叫ぼうとしても、店員さんはいないし、お客さんはみんな歌うたっててきずかないし、どうしようこのままだと。。反射的に目を強くつぶると
「ううぁやめろぉ」
変におじさんのうめき声が聞こえた。目を恐る恐る開けてみると、おじさんが勢いよく走って逃げていき、前には顔が整っていてサラサラとした黒髪が揺れて綺麗な水色の目が、私の心の底をわしずかみしてくる、男の人がいた。その人は一瞬目を見開いたようにして、すぐに微笑んだ。とても背が高く。。って感謝しないと
「本当にありがとうございました」
「いえいえ全然」
せめてといい、チラシであった小さいけど無駄に高いポップコーンを奢った。これだけのことをしてくれたんだし、ちゃんと感謝しないと。
「本当に大丈夫なのにぃ」
と遠慮気味に断るところを見て、じゃあ捨てますよのポーズをするとわかったわかったと言って、貰ってくれた。もぐもぐと食べる姿が、可愛いのもあるが整った顔すぎて、カラオケのポップコーンが高級ご飯に見える。あ!そうだ桜とカラオケ来たのにもう15分くらい、遅れてる。やばいどうしよう。最悪家帰って電話するか。。
「あのー」
私の顔の前で男の子らしい手がゆらゆらと、揺れる。
「どうしましたか?」
「個人情報だったらすいません。えっとあなたって西宮東高校ですか?」
え?なんで知ってるの?男の子の次の言葉で全てすぐに理解した。
「今日うちの学校とカラオケしようってっ友達が鈴乃さんに誘われたって言ってました。」
鈴乃って聞いて、本当のこと言ってるってすぐにわかった。男の子はスマホをポッケから取り出し、電話をし始める。水色の目だから、てっきり外国人だと思った。やはりこんな美人の人と、隣にいると視線が痛い。さっきまでいなかった人が、ドリンクを取りにくるフリをして、見に来ているのだ。すごく恥ずかしい。ただでさえ男子と並ぶだけで顔が赤く染まってしまうのに。。
「ねぇ番号302だって」
そういい彼は先頭で階段を登って行き、毎回後ろを向いてくれる。股下が長いから早く歩いてしまうと気をつかってくれているそうみたい。ガチャとドアが開くと歌とマラカスの大きな音で盛り上がっていた。ドアが開いた瞬間
「瑠美ぃいいいい」
桜が泣きそうな顔になって抱きついてきた。どこに行ったか分かんなくて、探したそうだが丁度私と彼でポップコーンを買っていて見つけられなかったんだと思う。ごめんねと謝って、席につくと、音楽が止まりさっきまでマラカスを振っていた男子たちが一斉に私と向かい合う椅子に座り始めた。
「自己紹介します。那珂川 磨臼です、女子とか興味無いけど…」
と小さい声でブツブツ喋っている磨臼。へー女子が苦手なんだ。磨臼の隣に座っていた、金髪の人が
「こんにちわー!白沢 玲音やで。めっちゃ初対面やけどめっちゃ惚れたやで」
と、以下にもチャラそうな人が話しかけてきた。こういうやつまじで好きじゃない。ほんとに苦手だな。そのパリピの隣にさっきおじさんから助けてくれた、美形の人がいた。
「えっと羅岳 こうすけです。好きな食べ物はカレーです。」
え!?。。。こうすけってこうくんと同じ名前。私はいつもこうすけのことをこうくんと呼んでいた。あ。。。。でも苗字が違うし、下の名前も似てる人沢山いるし。。。。モヤモヤ考えていると。羅岳がふっと微笑んだ。おっと次の自己紹介は私か。
「私の名前は 遠香牆 瑠美です。好きな食べ物はりんごです。」
と答えると皆が
「俺もりんご好きだぜっ」
「いやいや僕も好きだし」
と何故かりんごが好きなことを争い始めた。どうすればいいんだろう。。まだずっとわーわー聞こえてくる。どうしようと沢山考えていた自分がおかしく感じて何故か笑いが込み上げてきた
「ふふ。。ふっ。。。」
何故か向かいに座っていた人達がピタリと動気が止まった。こっちをじーっと見ていて、顔がどんどん赤くなっていく。玲音が呻き声で
「。。。おまえ。。笑った顔可愛い過ぎるやろ。。。」
「それな。。」
と玲音と磨臼が顔を隠して呟いていた。瑠美は聞こえてないようだ。瑠美がもう一度なんて言ったか聞こうとした時
ガチャ
「すいません〜お時間そろそろです。お片付けお願いします〜」
とカラオケの店員さんが入ってきた。あっとして時計を見ると、もう8時半だ。やばい門限まで30分しかない。早く帰らなければ。
ーーーーーーーーーーー会計後ーーーーーーーーーーー
「よーし今日はみんな集まってもろてありがとう〜」
玲音の軽快な関西弁が響く。
「私も。楽しかったです。」
「また。。。。来てやってもいい」
相変わらず磨臼はつんつんしてるなぁ。よし早く帰んないと。とみんな違う方向に歩き出すと、
「遠香牆さん!!」
誰かに。。羅岳に後ろから声をかけられた。なんだろう今すごく急いでるのに。
「遠香牆さんって西山こうすけって知ってますか?」
「え。。。。。。?」
羅岳から出た言葉に対して、拍子抜けで驚いてしまった。
「知ってるも何も彼氏。。だから。。」
というと一瞬、羅岳は目を見開いてから、ひとりで首をかしげて、
「僕あの人かもしれない。」
「え。。?」
その言葉を聞いて私は、一瞬どういうことだか分からなかった。頭が真っ白になった。
ー私の恋は無限だ。ー
「瑠美ぃーー!」
「何ー?」
そう、瑠美こと私は倉田瑠美。最近私の友達の桜が彼氏と忙しいみたい、。。。私?私の恋は。。
ー4年前ー
「僕と絶対結婚しようね!!」
もー分かったよーと声が響く、私の好きな人。私はずっと一緒にいられると思ってた。。ある日突然
「ごめんね。バイバイ。」
といい私が待ってと叫んでも伝わらないくらいのスピードで車に乗って去ってしまった。
「引っ越すなら、いえばいいのに。。」
私はそのあと好きな人。。こうくんがなんで私に言わなかったのかを考えた、考えていくうちに私は涙が溢れ出てきた、本当はすごく悲しかったんだ、
ピチチチ…
もう朝か……と現実にもどる。私はそんなもうどこにいるかわからない人、今はもう違う。もう高校生なんだから違う彼氏を作らなきゃ!今日もがんばるぞぉーおー!私は気合いを入れた、だか心の隅でまだ好きな気持ちがと残っていることは知らないふりをした。
「はぁー疲れたー」
そう瑠美はものすごくー勉強が苦手である、『勉強といえばこうくん、毎回100点だから教えてもらってたっけ…』ってもーこうくんはもう違うの!こうくんみたいに引っ越す時に何も言わないですぐに去って行かないような…人を見つけるの……
ぼぉーとしてると後ろからちょんちょんとつつかれる、正体は幼なじみの桜だ。桜は家が近くて親同士も中かが良い。私と違って桜は可愛くて背竹が小さくて、ぽわーってしてる女の子って感じ。で、私は背が高くて勉強出来なくて何も可愛い要素がない女の子って感じ。そうだ!瑠美は電球の灯りが付いたように、考えついたようだ。
ー放課後ー
「よぉーし!みんなー飲み物付いたー?じゃあかんぱーい!」
カキンーとコップとコップがくっ付く音がする。そう…ココは、カラオケルーム……さかのぼること1時間前ー
「瑠美ー今日は一緒にどこで遊ぶー?今流行りのブララ買いにイ」
「ねぇ!!」
と桜の話を遮ぎる。桜は黙って聞いてあげようじゃないかと顔をムンッと真面目にした。
「桜、私もうこうくんを待つことはやめた。もう今までずっと待ってきたけど、もういいや。ねぇ桜…今日カラオケ行かない?」
と桜は聞くと、桜は仕方ないなぁと思い。カバンからスマートフォンを出し、プリンというメッセージアプリで『今日何時からカラオケできますかー?』
と送った。その瞬間、スマートフォンから通知が波のように鳴り響た。そう……桜はクラスでいちばん可愛いとされている、鈴乃 桜だ!!と瑠美は体でポーズを決めた所、桜は照れながら、「もー、やめてよ」と恥ずかしながら嬉しながらって感じで、瑠美をちょんちょんと座らせた。瑠美は
「???」
何をされるかわからなくて戸惑っていた時、桜はカバンから黒ケープ、くし、沢山の髪の毛を彩るもの達、そして……大きい鏡を出し、瑠美の髪の毛をセットし始めた。瑠美はセットし終わり、鏡をみると
「ええ!?これ本当に私!?」
瑠美の髪の毛には三つ編みとお団子、後ろには綺麗な編み込みが編んである。
「ええ、私ってこんな可愛くなれるんだ」
そりゃ当たり前でしょと桜が腕でマッチョポーズをする。
「そうそう、瑠美いつも髪の毛結んじゃってるから絶対三つ編みとかお団子とか似合うだろうなってずっと思ってたの」と満足言った桜。でも私。。。いつからだろう?三つ編みやヘアアレンジをしなくなったの。あんまり思い出せないけど、こうくんと初デートに行った時、5時半からセットした髪の毛がイルカショーでべちゃべちゃになったくらいしか覚えてないな。。。。ってまたこうくん思い出しちゃった。。瑠美が頭の中でぐるぐる考えていると
「ねぇ瑠美こうくんと大丈夫?ちゃんと会った?」
肩がビクッと震えた、桜には、こうくんとは別れたとは伝えたが、まだ私がすこーしだけ好きなことに勘付いたんだ。ちなみに桜がヘアアレンジがうまいのは、桜の将来の夢が、美容師だからだ。すごく可愛い容姿に対して 、自分の好きなことを職業にしようと努力しようとする内面も私と正反対だ。私の将来の夢は絵師だ。ただ単に絵が好きだからだ、でも時々自分以外に上手い人がいるからと 、絵を描く手を止めてしまうことがあり、ふと、本当に将来の夢に向いているのかと、考えてしまう。そうだ小さい頃はこうくんと結婚する、だっけ。。頭に指で約束する場面が脳内によぎると、
「やっばい!!瑠美カラオケの時間遅れる!!」
と桜が私の手を引っ張って、学校を飛び出した。駅の前のカラオケはいつも人が渋滞。予約した席に淡々と階段を上がると、ドアの真ん中に小さい窓があり、そこには同じくらいの年の、とても可愛い女の子が2人笑いながら歌っていた。2人とも「お似合い」が着くほど美人だった。それに比べて私は学校1可愛い女子とじめじめした、彼氏から捨てられた女子とは釣り合わない。ふと窓に反射して写る私を見て、こうくんのことを思い出した。そういや、引越しする時車から、
「絶対あい。。。。。」
から聞こえなくなったけどあれは愛してるって言いたかったのかな?まぁ。。別に。。って桜置いてった!?やばいどこの番号か教えてもらえばよかった、どうしようひとつずつ窓から見なきゃダメかな?すると、急に横から
「こんにちは。僕と歌わない?ここに席あるからね」
とグイグイと知らないおじさんに掴まれて、2席しかないカラオケルームに連れ去られそうになる。頑張って叫ぼうとしても、店員さんはいないし、お客さんはみんな歌うたっててきずかないし、どうしようこのままだと。。反射的に目を強くつぶると
「ううぁやめろぉ」
変におじさんのうめき声が聞こえた。目を恐る恐る開けてみると、おじさんが勢いよく走って逃げていき、前には顔が整っていてサラサラとした黒髪が揺れて綺麗な水色の目が、私の心の底をわしずかみしてくる、男の人がいた。その人は一瞬目を見開いたようにして、すぐに微笑んだ。とても背が高く。。って感謝しないと
「本当にありがとうございました」
「いえいえ全然」
せめてといい、チラシであった小さいけど無駄に高いポップコーンを奢った。これだけのことをしてくれたんだし、ちゃんと感謝しないと。
「本当に大丈夫なのにぃ」
と遠慮気味に断るところを見て、じゃあ捨てますよのポーズをするとわかったわかったと言って、貰ってくれた。もぐもぐと食べる姿が、可愛いのもあるが整った顔すぎて、カラオケのポップコーンが高級ご飯に見える。あ!そうだ桜とカラオケ来たのにもう15分くらい、遅れてる。やばいどうしよう。最悪家帰って電話するか。。
「あのー」
私の顔の前で男の子らしい手がゆらゆらと、揺れる。
「どうしましたか?」
「個人情報だったらすいません。えっとあなたって西宮東高校ですか?」
え?なんで知ってるの?男の子の次の言葉で全てすぐに理解した。
「今日うちの学校とカラオケしようってっ友達が鈴乃さんに誘われたって言ってました。」
鈴乃って聞いて、本当のこと言ってるってすぐにわかった。男の子はスマホをポッケから取り出し、電話をし始める。水色の目だから、てっきり外国人だと思った。やはりこんな美人の人と、隣にいると視線が痛い。さっきまでいなかった人が、ドリンクを取りにくるフリをして、見に来ているのだ。すごく恥ずかしい。ただでさえ男子と並ぶだけで顔が赤く染まってしまうのに。。
「ねぇ番号302だって」
そういい彼は先頭で階段を登って行き、毎回後ろを向いてくれる。股下が長いから早く歩いてしまうと気をつかってくれているそうみたい。ガチャとドアが開くと歌とマラカスの大きな音で盛り上がっていた。ドアが開いた瞬間
「瑠美ぃいいいい」
桜が泣きそうな顔になって抱きついてきた。どこに行ったか分かんなくて、探したそうだが丁度私と彼でポップコーンを買っていて見つけられなかったんだと思う。ごめんねと謝って、席につくと、音楽が止まりさっきまでマラカスを振っていた男子たちが一斉に私と向かい合う椅子に座り始めた。
「自己紹介します。那珂川 磨臼です、女子とか興味無いけど…」
と小さい声でブツブツ喋っている磨臼。へー女子が苦手なんだ。磨臼の隣に座っていた、金髪の人が
「こんにちわー!白沢 玲音やで。めっちゃ初対面やけどめっちゃ惚れたやで」
と、以下にもチャラそうな人が話しかけてきた。こういうやつまじで好きじゃない。ほんとに苦手だな。そのパリピの隣にさっきおじさんから助けてくれた、美形の人がいた。
「えっと羅岳 こうすけです。好きな食べ物はカレーです。」
え!?。。。こうすけってこうくんと同じ名前。私はいつもこうすけのことをこうくんと呼んでいた。あ。。。。でも苗字が違うし、下の名前も似てる人沢山いるし。。。。モヤモヤ考えていると。羅岳がふっと微笑んだ。おっと次の自己紹介は私か。
「私の名前は 遠香牆 瑠美です。好きな食べ物はりんごです。」
と答えると皆が
「俺もりんご好きだぜっ」
「いやいや僕も好きだし」
と何故かりんごが好きなことを争い始めた。どうすればいいんだろう。。まだずっとわーわー聞こえてくる。どうしようと沢山考えていた自分がおかしく感じて何故か笑いが込み上げてきた
「ふふ。。ふっ。。。」
何故か向かいに座っていた人達がピタリと動気が止まった。こっちをじーっと見ていて、顔がどんどん赤くなっていく。玲音が呻き声で
「。。。おまえ。。笑った顔可愛い過ぎるやろ。。。」
「それな。。」
と玲音と磨臼が顔を隠して呟いていた。瑠美は聞こえてないようだ。瑠美がもう一度なんて言ったか聞こうとした時
ガチャ
「すいません〜お時間そろそろです。お片付けお願いします〜」
とカラオケの店員さんが入ってきた。あっとして時計を見ると、もう8時半だ。やばい門限まで30分しかない。早く帰らなければ。
ーーーーーーーーーーー会計後ーーーーーーーーーーー
「よーし今日はみんな集まってもろてありがとう〜」
玲音の軽快な関西弁が響く。
「私も。楽しかったです。」
「また。。。。来てやってもいい」
相変わらず磨臼はつんつんしてるなぁ。よし早く帰んないと。とみんな違う方向に歩き出すと、
「遠香牆さん!!」
誰かに。。羅岳に後ろから声をかけられた。なんだろう今すごく急いでるのに。
「遠香牆さんって西山こうすけって知ってますか?」
「え。。。。。。?」
羅岳から出た言葉に対して、拍子抜けで驚いてしまった。
「知ってるも何も彼氏。。だから。。」
というと一瞬、羅岳は目を見開いてから、ひとりで首をかしげて、
「僕あの人かもしれない。」
「え。。?」
その言葉を聞いて私は、一瞬どういうことだか分からなかった。頭が真っ白になった。