天才と天才

1, 私の日常

芸術科高校
その高校は、あらゆる才能に恵まれた高校生たちの通う高校。
その高校に頭脳明晰の天才と運動神経抜群の天才。2人がいるらしい。しかしその中は最悪のようで…。
この話はそんな2人の話。




┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈

私は芸術科高校に通う獅童凛。

芸能科高校とは全国の才能のある高校生が集まった色んなことに最適な環境になっている。私は柔道・空手他の様々な運動競技で全国1位に入ったのでこの高校に推薦入学で通ってる。

「遅い」
そう言って家の玄関で待っていたのは幼なじみの道明寺新(どうみょうじ あらた)。
「ごめんごめん」
「行くぞ」

道明寺新。と言われて多くの人は将棋を思い浮かべるだろう。そうこいつこそ頭脳の天才で将棋やプログラミング同じく様々な分野で天才と言われている、道明寺新なのだ。
まあ運動はダメダメだけど。

「そういえば新また将棋ですごいの取ったんだってね」
横に並ぶ新を見ながらいやらしい言い方をする。
「そうゆうお前も空手でまた入賞したらしいな」
そう見ての通りこいつと私は昔からのライバル。私もこいつも負けず嫌いなこともあり、色んな賞をとっては、こんなふうに睨み合っている。

「あ!凛に新くんじゃん!おはよう」
そう綺麗なソプラノの声が後ろから聞こえる。私と新は同時に後ろを振り返り声の主を見る。
「おはよう、結愛。今日も一段と可愛いね」
声の主である子にいつもの言葉をかけて微笑む。
「えへへ、ありがとう」
「おはよう、井上さん」
「おはよう」

綺麗なソプラノの声で話すこの子は、井上結愛。モデルでスタイル抜群の美少女誰もが認める美少女。

対して私は運動が昔から好きだから、動きやすい服装をしたり髪型は男子みたいなショートヘア。その上背も175cmと男子と変わらない背だからよく男子と間違わわれる。
そして私の親友、結愛とは小学校4年の時、結愛が引越してきてから仲が良く、その時から可愛かった結愛を守る結愛の護衛みたいな関係。

「じゃ!私朝練行ってくる!」
校門に入ったところで2人に挨拶をする。

「行ってらっしゃい!頑張ってね!」
「うん!ありがとう!」
私はダッシュで柔道場へ向かう。
私は部活に一応入ってないけど体力を保つため、特別に部活動で朝練がありとてもハードな柔道部に参加させてもらってる。
柔道着に着替え柔道場の入口で
「おはようございます!」
「おー!おはよ獅童」
「おはようございます!山本先輩!」

山本先輩は芸能科高校3年生で柔道男子の部で全国1位ととてもすごい人。しかもめっちゃ顔が整っていて噂では、めっちゃ頭もいいらしい。そんなハイスペックだから噂では、告白された回数が50を超えてるとかないとか。
噂だから分からないけどでもすごい先輩ってことはわかる。
そんなことを考えながら準備運動をしていたら、山本先輩の始まりを知らせる声が聞こえ部員達が返事をした。柔道の朝練は走るが主。体力をつくるために200mあるグランドを走れるだけ走る。前は4周しか走れなかったけど、最近はやっと9周走れるようになってきた。
「はぁ…っはぁ…」
走り終わったあと息を整えようと木陰で休んでいると、頬に何か冷たいものが当たった。誰だろうと冷たいものを当てられた方向を見ると、そこには少年のような笑顔で、スポドリを差し出してくれる山本先輩がいた。
「ほい」
「あ、ありがとうございます…はぁ…」
「ははめっちゃ息きれてんじゃん」
八重歯を見せながら笑う山本先輩。

「さすがに疲れました」
息がだいぶ収まり始め、苦笑いを返しながら先輩と話す。
「まあ今日はもう終わりだからゆっくり休め」
「はい、ありがとうございます。」と言うと先輩は満足そうにほかの部員達のところに戻って行った。
< 1 / 1 >

ひとこと感想を投票しよう!

あなたはこの作品を・・・

と評価しました。
すべての感想数:0

この作品の感想を3つまで選択できます。

  • 処理中にエラーが発生したためひとこと感想を投票できません。
  • 投票する

この作家の他の作品

太陽と月
夕桜/著

総文字数/1,483

恋愛(ラブコメ)2ページ

表紙を見る 表紙を閉じる
春の訪れと共に、世界は色めき始める。 しかし、私にとってそれはただの憂鬱。 人混みを避け、顔を隠すように通学路を歩く。 多くの人々は私の顔に惹かれて集まる。その虚しさが、私は何よりも嫌いだ。 そんな私の前に現れたのは、私とは対照的けれどどこか私に似た彼だった。 太陽のように眩しい笑顔の裏に隠された孤独、月のように静かな瞳に宿る切ない願い。 これは、太陽と月、二つの孤独な魂が、真実の光を見つける物語。
願いを叶える場所
夕桜/著

総文字数/5,925

ファンタジー6ページ

表紙を見る 表紙を閉じる
街の片隅にひっそりと佇む、不思議なカフェ。 そこは、本当に願いを叶えたいと強く願う者だけがたどり着けるという、秘密の場所だった。 訪れる人々は、それぞれの切実な願いを胸に、扉を開ける。 しかし、願いを叶えるためには、代償が必要となることを彼らはまだ知らない。
あの花火をまたあの病室で
夕桜/著

総文字数/10,544

恋愛(その他)11ページ

表紙を見る 表紙を閉じる
夏の病院、窓から見えるのは夜空を彩る大輪の花火。 少年は毎年、同じ病室でそれを眺めていた。 また、ここでこの花火を見るのか…。 諦めにも似た呟きが漏れた時、けたたましい音と共に病室のドアが開いた。 そこに立っていたのは、息を切らせた少女。 ここ、めっちゃ綺麗じゃん!。 その眩しい笑顔が、少年の閉ざされた心を溶かし始める。 忘れられない夏、病室を舞台に繰り広げられる、切なくも温かい恋物語。

この作品を見ている人にオススメ

読み込み中…

この作品をシェア

pagetop