余所者-よそもの-
5話:club AnBar
ここまでくるとさすがに腹も据わる。
瑞生が指さした建物を見上げた。
閉じたシャッターが大半の路地の中で唯一看板を光らせているから、迷うことはなかった。
ここに行けってことだよね。
「…クラブ、あん、ばー?」
入口の手前、頭上の看板。
派手な装飾で囲った藍色をベースに金色の筆記体。
そこには ”club AnBar” と書かれている。
入るしかない。
「おじゃましまーす……」
重厚な黒いドア。
金色の取っ手を引けば、ドアはちゃんと開いた。
どうしよう、怖い人が出てきたら。
瑞生が指さした建物を見上げた。
閉じたシャッターが大半の路地の中で唯一看板を光らせているから、迷うことはなかった。
ここに行けってことだよね。
「…クラブ、あん、ばー?」
入口の手前、頭上の看板。
派手な装飾で囲った藍色をベースに金色の筆記体。
そこには ”club AnBar” と書かれている。
入るしかない。
「おじゃましまーす……」
重厚な黒いドア。
金色の取っ手を引けば、ドアはちゃんと開いた。
どうしよう、怖い人が出てきたら。