one story
one dream
私の夢は女優。
でも、そんな簡単じゃないのは分かっている。
オーディションに行っても、いっつも失格。
そして審査員に決まって言われる言葉。

「君、なんか足んないよね~~。」

私、努力して一人で頑張ってるのに!?
何が足りないの!?
わかんなかった。
でも、ある日分かったの。


。。。。。。。。。。。。。。。。。


学校での演劇で主役を任されたの。
でも、練習の時に部長に怒られた。
「あなたは劇を一人でやってる!!」
って。
最初は意味分かんなかった。
心にモヤモヤができた。
そのまま本番をやった。
が、本番中にこけてしまった。
私はびっくりしたのと、絶望感で頭は真っ白になった。
そのとき前から走ってきたのは部長だった。
部長はアドリブを入れて私を助けてくれた。
嬉しくて、最後のなく振りをするところで本当に泣いてしまった。
そして、劇が無事終わり私が安心してるとき、部長が話しかけてきた。
「私も、女優が夢なの。」
「そうなんですか?」
「うん。んで、私も1年前部長に怒られたの。」
「部長が?部長に?」
「あはは。うん。劇をなめてるって。」
「なめてる?」
「劇は1人でやるものじゃない。」
私の心のモヤモヤが晴れた。
「みんなでやるものなんだよ。」
「はい!!私わかりました!!」

「あの~~さっきの劇やってた子たちだよね。」

怪しげなおっさんが近づいてきた。

「は・・・はい。」

「きみたち、

こんなドラマに出てみない??」


「「え?」」


それは出演の御誘いだった。


私と部長は顔を合わせてわらった。


「「はい!!」」


< 10 / 16 >

この作品をシェア

pagetop