乃々の貸別荘の話

14.夏の終わり








 夏は永遠には続かないし、同じ夏は二度と戻ってこない。


 時間が過ぎていくことに、乃々は気付かなかった。


 帰る支度をしなさいと言われた乃々は、事態をうまく飲み込めず何度も母親に指示を聞き返した。


 やっと理解しかけた時は、もう遅く、乃々の家に帰る日が目前に迫っていた。






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