ソング・ツインズ
小さなわたしが公園のブランコへ向けて一目散に駆けてゆく。
その手はしっかりと握り締められていて、横を向くと同じくらいの背丈の女の子がいた。
だけどその顔はぼやけていて見えない。
後方から『コケるなよ!』と、声が聞こえる。
これはお父さんの声だ。
ずっと、ずーっと昔にいなくなってしまった人の声なのに、どうしてこんなにもすぐに思い出すことができるんだろう?
不思議に感じていたら、これは夢だからだと気が付いた。
なんだ、夢なんだ。
じゃあ振り向けばお母さんもいるのかな?
もうずっと、ずーっと会っていないお母さん。
『お姉ちゃん!』
隣の女の子がわたしを呼ぶ。
そうだった。
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