桜花転生奇譚
私の書いた小説のキャラたちのイラストを。

「……絵か……転生してからは、たまにしか描いてないかも……転生してからは、絵を描くことよりも読書と勉強と運動と詩を書くことが多いかな……この中だと、特に勉強することが多いよ」

「すごいな……あっ、そうだ。ひかりちゃんに、聞きたいことがあったんだ」

私は、ふと前から聞きたいことがあったことを思い出す。

「どした?」

「ひかりちゃん、前にさ。ここが『祓魔師の剣持さん!』の世界だって言ってたでしょ?どんな話だったのかなって」

「……主人公の伊織が、祓魔師として強くなっていく話だよ。まだ、原作に入ってはないから……詳しいことは、今は伏せとこうかな」

どうやら、教えてくれる気はないらしい。でも、ひかりちゃんの教えたくない気持ちは分かる。

まだ原作に入ってないってことは、原作での話はこれから起こるってこと。話を知ってたら、面白くないもんね。

私とひかりちゃんが話をしていると、もうひかりちゃんの夜番の時間が迫っているらしく、私とひかりちゃんは桜様の力で神域から道場へと戻ってきた。

私とひかりちゃんの手の中には、桜様からもらったキーホルダーがある。

「……じゃあ、ぼくは夜番行ってくるね」

ひかりちゃんは、そう言って道場を出ていった。
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