番外編:ひとりが嫌で、今日も笑う。
叶「……親は」
言葉を探す。
喋るのは苦手だ。
でも、伝えたかった。
叶「……子どもに、苦しんでほしくない」
透羽の目が揺れる。
叶「……子どもを、大切にしたい」
「……っ」
叶「……透羽、ずっと苦しいと……親、悲しむ」
透羽の顔が歪んだ。
航「お前の親は、お前に笑っててほしかったんじゃねぇの?」
透羽は涙を流しながら叫んだ。
「そんなの分かんないよ!!」
航「分かる」
「なんで……!」
航「親だからだ」