二人をすきになれたなら

終業式

終業式の日。


「あとで優ん家行くわ」

「おう、じゃあまたあとでな」


そう言って優はバイクにまたがった。

あたしもヘルメットを付けようとした。


「ちゃんと飯食えよ」


担任はあたしの頭に手を置いた。


「せんせーがまた作りに来て」

「気が向いたらな」


そう言ってふっと笑った。


「また音信不通になろっかな」

「縁起でもないこと言うな」


あたし達は笑い合った。
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