二人をすきになれたなら
文化祭の準備。


「ちょっと男子手伝ってほしいの!」


何やら女子が騒いでいる。


「えー、だりぃ」

「行ってこいよ」

「やだよ」

「早く終わらせて帰ろーぜ」


あたしは言った。


「.......そうだな」

「優も行って来いよ」

「俺が行くと莉音一人になんじゃん」

「あたしは大丈夫だって」

「んー...わかった、すぐ戻ってくるから!」


ほんと昔から兄貴みたい(笑)


ドンッ...


「わっ、、」


視界が揺れた。

でも痛くない...。

気付けば担任の腕の中だった。


「ごめん!」


ぶつかった生徒が言う。


「気を付けろよ」


担任が言った。


「そんなみじけースカートで脚立に乗るな。パンツ見えてたぞ」

「まじ?」

「嘘(笑)」

「ばか!」
< 22 / 32 >

この作品をシェア

pagetop