恐怖探偵団と学校の七不思議
二人の男性が走ってきた。一人は書生スタイルの服を着た癖っ毛が特徴的な人で、スーツを着たもう一人はひまわりのバッジを胸元につけている。学校関係者ではなさそうだ。

「あの、こちらの方々は?」

麗奈が訊ねると、みずきが照れたように書生スタイルの男性の腕に絡み付いた。

「この人は八雲計(やぐもけい)くん。恐怖探偵団の一員よ。ちなみに小説家で私の彼なの!」

「よろしく〜」

計はひらひらと麗奈に手を振る。麗奈が「えっ!?」と驚いていると、スーツの男性が夜々の肩に手を置いた。

「君が氷室麗奈ちゃんか。私は岩間傑(いわますぐる)。恐怖探偵団の一員だよ。よろしくね」

「私の彼なの!」

夜々が幸せそうに言う。麗奈がポカンとしていると、桜が肩に触れた。その顔は推しを見ているようにニヤニヤしている。

「氷室さん、驚くのはまだ早いわ。あの四人、一緒に暮らしてるのよ」

「ええッ!?」

麗奈の大声が廊下に響いた。
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