世界で一番、近くて遠い推しとの恋
俺が音桜と別れようと思ったのは、自分に覚悟が足りないと思ったからだ。
中途半端でなにも手放せない情けない男だったから。
俺は売れなければいけない。
大好きなメンバー全員が努力してきて、そして音桜が応援してくれた夢だから。
やっとデビューまで来た。
だから・・・中途半端に握ったままだった音桜の手を離した。
これから売れれば、忙しくなるだろう。
音桜を最優先にすることも難しくなってくる。
ファンに愛をささやく必要があるし、音桜1人を貫くことは難しくなってくるはずだ。
それに、デビュー当時から彼女のいるアイドルなんて、そもそもファンに対する態度として失格だろう。
俺のせいで音桜が叩かれたりするのは嫌だし、俺のせいで隠された存在になるのも申し訳ない。
もともと自由で明るい子だ。
暗いところに閉じ込めるなんて、可哀想でできない。
だから、俺は音桜を捨てた。
自分の夢のために。
自分勝手な考えで。
『音桜1人を愛する男と幸せになってほしい』なんて偽善ぶったことをして。
音桜の気持ちも聞かずに、無理を言って別れさせてもらった。
自分が音桜1人にも、応援してくれるファンにも、誠実に向き合える自信がなかった。
結局は自分の落ち度だ。
グループのメンバー全員から愛されている音桜。
誇らしくて、メンバーにとってもなくてはならない存在なはずだ。
みんな怒るだろうな・・・。
なにせ、失敗ばかりの頃はたくさん助けてもらったくせに、やっと成功したら用無しだと捨てるんだから。
音桜にとって、俺は人生の汚点だ。
俺のせいで男性不信なんかになっていたら、と思うと辛い。
捨てたくせに、音桜のことが愛おしくてたまらない。
会いたい。
あぁ、まだ覚悟が足りないんだな。
中途半端でなにも手放せない情けない男だったから。
俺は売れなければいけない。
大好きなメンバー全員が努力してきて、そして音桜が応援してくれた夢だから。
やっとデビューまで来た。
だから・・・中途半端に握ったままだった音桜の手を離した。
これから売れれば、忙しくなるだろう。
音桜を最優先にすることも難しくなってくる。
ファンに愛をささやく必要があるし、音桜1人を貫くことは難しくなってくるはずだ。
それに、デビュー当時から彼女のいるアイドルなんて、そもそもファンに対する態度として失格だろう。
俺のせいで音桜が叩かれたりするのは嫌だし、俺のせいで隠された存在になるのも申し訳ない。
もともと自由で明るい子だ。
暗いところに閉じ込めるなんて、可哀想でできない。
だから、俺は音桜を捨てた。
自分の夢のために。
自分勝手な考えで。
『音桜1人を愛する男と幸せになってほしい』なんて偽善ぶったことをして。
音桜の気持ちも聞かずに、無理を言って別れさせてもらった。
自分が音桜1人にも、応援してくれるファンにも、誠実に向き合える自信がなかった。
結局は自分の落ち度だ。
グループのメンバー全員から愛されている音桜。
誇らしくて、メンバーにとってもなくてはならない存在なはずだ。
みんな怒るだろうな・・・。
なにせ、失敗ばかりの頃はたくさん助けてもらったくせに、やっと成功したら用無しだと捨てるんだから。
音桜にとって、俺は人生の汚点だ。
俺のせいで男性不信なんかになっていたら、と思うと辛い。
捨てたくせに、音桜のことが愛おしくてたまらない。
会いたい。
あぁ、まだ覚悟が足りないんだな。